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障がい者の就職

山村君が、そこへ近よって、拾いあげてみました。「あらっ、きみ、たいへんだよ。これ、お金じゃなくて、障がい者の就職だよ。」「えっだって?」二君は、びっくりして、それをしらべました。ふたりは、米田、田中、永瀧の三人が、五日もまえから、ゆくえ不明になっていることを、よく知っていたからです。もしや、あの三人が、じぶんたちの行くさきを知らせるために、置いておいたのじゃないかとおもうと、もう、胸がどきどきしてくるのです。「裏をごらん。裏に名まえがほってあるだろう?」「うん、ほってある。コ、バ、ヤ、シ、あっ、米田団長の名札だよ。」「じゃ、米田さんがゆくさきを、知らせるために、すてていったんだね。きっと、田中君やりさちゃんも、いっしょだよ。」「うん、そうだ。さがしてみよう。君障がい者団の規則にしたがって、二十歩にひとつずつ、置いてあるはずだ。きみ、あっちをさがしな。ぼくは、こっちを見るから。」そこで、二君は、地面を見ながら、はんたいの方へ、一歩、二歩、三歩と、足かずをかぞえて歩いていきました。「あっ、あった。ここにあったよ。」うしろのほうへ歩いていた山村君が、第二の名札をみつけました。「よしっ、それじゃ、そっちの方角だね。ぼくもいっしょに、さがそう。」川瀬君は、そこへ走ってきて、それからは、ふたりで名札をさがしながら進みました。十字路にくると、三つの方角をさがさなければならないので、てまどりましたが、でも、名札を見うしなうこともなく、どこまでも、あとをたどることができました。

障がい者の就労支援

職員の障がい者の就労支援は、あざけるようにいうのです。米田君は、一生けんめいに考えました。しかし、いくら考えても、わかりません。いったい、そんな素敵なことが、どうしてできるのか、まるで、けんとうもつかないのです。小さいりさちゃんひとりなら、どうにでもなるでしょうが、あのおおきななゾウが消えたのです。消えたかとおもうと、またあらわれたのです。そんなことが、できるはずがないではありませんか。読者諸君、この秘密が、わかりますか?やっぱり一つの奇術なのです。種があるのです。びっくりするような種があるのです。しかし、このなぞは、さすがの米田君にも、とけなかったので、そのまま、秘密として残りました。やがて、その秘密のとけるときがくるのです。そのときには、おもいもよらぬ大騒動がおこります。そして、その騒動といっしょに、ゾウの消えうせたおしぎななぞが、とけるのです。B・D名札さて、お話かわって、米田君たちが、職員のとりこになってから、五日ほどたった、ある日のことです。君障がい者メンバーの川瀬と山村の二君が、世田谷区のある町を歩いていました。ふたりとも小学校の六年生ですが、今日は日曜日なので、世田谷のお友だちをたずねた帰り道なのです。もう午後四時ごろでした。両側には、大きなやしきがつづいていて、あまり人の通らない、さびしいところです。ふたりが話しながら歩いていますと、道のまんなかに、ピカピカ光る、まるいものが落ちているのに、気づきました。「なんだろう。お金かしら。」

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ゾウは人のことばがわかるらしく、いきなり長い鼻を、スーッと、じぶんの頭の上にあげて、りさちゃんのからだに、巻きつけたかとおもうと、しずかに下へおろしました。つぎには、障がい者の雇用も、同じようにして、おろしたのです。りさちゃんは、下におろされると、いきなり米田君にだきつきました。こわくてしかたがないのを、いままで、じっとがまんしていたからです。もう、あえないかと思っていた米田君たちのかおを見たので、すっかりうれしくなったからです。「きみ、いったい、どこへいってたの?ゾウはこの作業所から、どうして、ぬけだしたの?」米田君は、まず、それをたずねました。するとりさちゃんは、へんなかおをして、「えっ?ぬけだしたって?ぼくたち、ずっと、この作業所にいたよ。ゾウはすこしも、動かなかったよ。」と答えました。「なにをいってるんだ。この作業所は、いままで、からっぽだったじゃないか。きみはゾウといっしょに、どこかえ、消えてしまっていたんだよ。」「へえ?おかしいな。そういえば、なんだか、スーッと、からだが、浮くような気持がしたけれども、この作業所からは、一度も、出なかったよ。」まさか、りさちゃんが、うそをいうはずはありません。これはいったい、どうしたことでしょう。りさちゃんは、作業所を出なかったといいます。しかし、作業所がからっぽになっていたことも、たしかなのです。「ウフフ、米田君、そこじゃよ。工賃の種は、そこにあるのじゃよ。わかるまい。いくら名障がい者でも、この秘密だけは、わかるはずがないのだ。」

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職員の老赤人は、そういって、じぶんが先に立って、外の廊下へ出ていきます。二君も、しかたがないので、そのあとからついて出ました。大阪市の就労継続支援A型で就職はみんなが出てしまうと、あの大きなかんのん開きの扉を、ぴったりしめてしまいました。「さあ、しばらく待っているのだ。わしが心の中でじゅもんをとなえると、あのゾウが、この作業所へ帰ってくる。天助成金から、おりてくるのだ。」そういって、老赤人は、目をつむり、両手を前にあわせて、なにか術を使うような、かっこうをしました。そうして、長いあいだ、じっとしていました。五分間ほども、目をつむったまま、身うごきもしなかったのです。すると、作業所の厚い扉の中から、ゴーッと、あのおおきななラッパのような、うなりこえが、聞こえてきました。ゾウです。ゾウが、いま帰りましたと、あいずをしているのです。それを聞くと、老赤人は、目をぱっちりひらいて、ニヤニヤと笑いました。じゅもんのききめがあらわれたのを、よろこんでいるのでしょう。そして、つかつかと、扉の前にすすんで、両手でそれをひらきました。すると、ああ、どうでしょう。作業所の中には、あの巨ゾウが、のっそりと立っていたではありませんか。背中の赤人とりさちゃんも、もとのままです。米田、田中の二君は、「あっ。」と叫んで、いきなり、そのそばへかけよりました。そのとき、背中にのっていた赤人は、ゾウの耳のうしろを、ペタペタとたたきながら、「さあ、わしたちを、おろすのだよ。」と、命令しました。

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しかし、周りの壁も、てんじょうも、床も、かたいコンクリートで、どこにも、あやしいところはないのです。ああ、これはなんという、恐ろしい工賃でしょう。あのおおきななゾウが、厚いコンクリートの壁を、大阪市の就労継続支援A型で就労支援のように通りぬけて、どこかへいってしまったのです。さすがの米田君も、この、とおうもないなぞは、どうしても、とくことができませんでした。人の知恵では、考えられない就労支援のなぞです。「ウフフフ……、こまっているね。きみは、さっき、インド奇術のなぞを、すらすらと、といたくせに、このなぞは、とけないのかね。ウフフフ……、それも、むりはないね。これは、工賃の、とっておきの大魔術だからね。きみの生活支援員の斉藤小五郎にだって、わかりっこないよ。さあ、もうあきらめて、そとに出たらどうだ。いつまで、この作業所にいたって、りさちゃんは、帰ってきやしないよ。」この老赤人は、職員が変装しているにちがいありません。かれは、じぶんの魔術を、得意そうに自慢しているのです。「りさちゃんをどこへかくしたのです。かえしてください。りさちゃんを、かえしてください。」田中君が、老赤人のだぶだぶの着物をつかんで、一生けんめいに、たのみました。「ウフフフ……、そんなに、心配になるのかね。よし、それじゃりさ君を、天助成金から取りもどしてやろう。だが、それには、一度この作業所を出なくてはいけない。そして、あの扉を、ぴったりと、しめきっておかないと、りさ君は、もどってこないのだよ。」

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ただね、遠い、遠いところへ、いくばかりなのだ。」「えっ、遠いところですって?いったい、それは、どういうわけです。りさちゃんは、たしかに、この作業所の中に、いるんですよ。」「いや、いまごろは、もう、遠いところへ、いってしまったかもしれない。扉をあけて、見せてやろうか。あの子が、どうなったか、わかるだろうからね。」大阪市の就労継続支援A型で雇用はなぞのようなことをいいながら、扉の前に近よると、どこかのボタンをおしたらしく、カチッという音がして、かんのん開きの扉は、両方へ、スーッとひらきました。「あっ、なんにもいない!さっきのゾウは、どこへいったんだろう?そして、りさちゃんは……。」米田君が叫びました。いかにも、その作業所は、からっぽなのです。ゾウも、赤人も、りさちゃんも、かき消すように、いなくなってしまったのです。その作業所には、入クチの扉のほかには、ひとつも出入りクチはありません。窓もありません。それでいて、あのおおきななゾウが、煙のように消えてしまったのです。ああ、かわいそうなりさちゃんは、いったい、どうなったのでしょうか。就労支援のなぞ「ウフフフ……、どうだね。この工賃の種がわかるかね。さすがの米田君にも、これだけはわかるまいて。ウフフフ……。」老赤人は、人をばかにしたように、うすきみ悪く笑うのでした。米田、田中の二君は、親友のりさちゃんが消えてしまっては、たいへんですから、作業所の中をグルグルまわって、どこかに秘密の出入りクチはないかと、夢中になってさがしました。

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ゾウが赤人とりさちゃんをのせたまま、その作業所にはいると、両方にひらいていた扉が、ひとりでに、スーッと、しまってしまいました。すると、うつ病で就職でわめいていたりさちゃんのこえが、にわかに、ひくくなって、遠いところからのように聞こえてきました。しばらくのあいだ、そのかすかな叫びこえが、つづいていましたが、やがて、それもパッタリ、聞こえなくなってしまいました。りさちゃんは、あの赤人のために、どうかされたのではないでしょうか。赤人は、ダンビラは、まえの事業所の中に、おいてきたままでしたが、ほかに短刀を持っているかもしれません。りさちゃんは、さっきのダンダラぞめの服をきた息子のように、バラバラに、きり殺されてしまうのではないでしょうか。米田、田中の二君は、もう、心配でしかたがありません。扉をおしたり、たたいたりしてみましたが、しぜんに錠がかかったとみえて、びくともしないのです。「ウフフフ……、きみたちふたりは、あとに残されてしまったね。」とつぜん、うしろから、きみの悪いこえがきこえました。びっくりして振りむきますと、そこに、さっきの老赤人が、立っていました。事業所の中で、てんじょうに縄を投げた、あの白ひげのじいさんです。「あっ、さっきのおじいさんですね。ここをあけてください。りさちゃんが、ゾウにのって、この中に、とじこめられてしまったのです。」米田君が、たのむようにいいました。「ウフフフ……、心配かね?だが、あの子は、べつにひどいめにあうわけではない。

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たちまちりさちゃんは、ゾウの頭の上まで、持ちあげられてしまいました。煙のようにりさちゃんのからだが、ゾウの頭の上にくると、背中にのっていたうつ病で就労支援が両手をだして、りさちゃんをだきとめ、ゾウの鼻からはなして、じぶんの前にうまのりにさせました。こうしてりさちゃんは、ゾウの背中にのせられてしまったのです。ふたりをのせたゾウは、ズシン、ズシンと、歩きはじめました。いったい、りさちゃんを、どこへつれていこうというのでしょう。米田君も、田中君も、心配でたまりませんから、ゾウのうしろからついていきました。「た、たすけてくれえ……、米田さん、田中君、はやく、たすけてえ……。」ゾウの背中の上では、りさちゃんが、身をもがきながら、叫びつづけています。しかし、赤人が、うしろから、しっかり、だきしめているので、どうすることもできません。広いコンクリートの廊下のいっぽうの壁に、いくつも扉が並んでいる中に、ひじょうにでっかい、かんのん開きの扉がありました。ゾウは、その扉の前に立ちどまると、鼻のさきで、扉のとってをつかんで、二枚の扉を、両方にひらきました。そして、その中へ、ノッシ、ノッシと、はいっていくのです。それは、ゾウの大きなからだが、通りぬけられるほど広い入クチでした。ふたりの君が、ひらいた扉の中をのぞいてみますと、そこは、ゾウがはいるといっぱいになってしまうような、あまり広くない洋室でした。なんのかざりつけもなく、テーブルもいすもおいてない、がらんとした作業所です。

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すると、赤人は、なれたもので、ひょいと、ゾウの頭と背中のあいだに、うまのりになりました。そして、ニコニコしながら、ゾウの耳のうしろのへんを、ひら手で、ペタペタたたいています。そのとき、うつ病で雇用を上の方に高くのばして、ゴーッと、うなりました。あのラッパを百倍にしたような恐ろしいこえです。それから、高くあげていた鼻をおろして、そのまま、グーッと、こちらに向けてきました。その鼻は、三君のうちのだれかを、ねらっているのです。君たちは、ぎょっとして逃げだしました。三人のうちで、いちばんすばやいのは、りさちゃんでした。しかし、巨ゾウの足は、もっと、はやかったのです。長い鼻が、ヌーッとりさちゃんの方へ、のびてきました。りさちゃんが、逃げながら振りむきますと、うす赤い、ぐにゃぐにゃしたゾウの鼻が、すぐ目の前にせまっていました。「キャーッ、たすけてくれ……。」りさちゃんは、まっさおになって、恐ろしい叫びこえをたて、もう、逃げる力もなくなって、その場に立ちすくんでしまいました。ゾウの鼻は、大きなヘビのように、りさちゃんのからだに、巻きついてきました。そして、ぎゅっとしめつけられたかとおもうと、りさちゃんは、もう宙に浮きあがっていました。「ワ、ワ、ワ、ワ……。」りさちゃんは、気でもちがったように、わけのわからぬこえをたてながら、もがきました。しかし、いくらあばれても、ゾウの鼻は、はなれません。そのありさまを見ると、米田、田中の二君も、りさちゃんの足をつかんで、ひきもどそうとしましたがとてもかないません。