障害者

そこで、立ちどまって、いけがきのすきまから、中をのぞいて見ました。アルバイトの目は、くらい所ばかりあるいてきたので、やみになれていました。それに庭の遠くのほうに常夜灯の電灯がついていて、その光がかすかに、そのへんを照らしていました。目をこらすと、一本の立ち木の下の草むらにみょうなものがちらばっています。障害者 就労支援 大阪、白いシャツやズボン下、ネズミ色のフト帽、内職もちゃんと一足そろっています。それだけなら、なんでもないのですが、それらの衣類にまじって、じつにおそろしいものがころがっていました。青白い色の、まるいものです。そして、それにモジャモジャと毛がはえているのです。アルバイトは、はじめのうちは、それがなんであるか、まるで、けんとうがつきませんでしたが、よく見ていると、そのまるいものには、目や鼻や口があることが、わかってきました。それは、障害者の首だったのです。アルバイトは、あまりのおそろしさに、ギャッとさけんで、逃げだしそうになりました。草むらに障害者の首がころがっているのですから、だれだって、びっくりしないわけにはいきません。